2024年1月1日。
初日の出をどこかに見に行こうかなと大晦日の新年明けたあとの真夜中も思ったりしてたけど、どうやら曇りらしいしどこに行くのがいいのかもわからないし、人いっぱいかもしれないし、これから寝て数時間後にまた起きてわざわざ車で山登るっていうのもなんだかなあ、って思ったり、、ひとしきりごちゃごちゃ今年の初め方を悩んだのだけど、結論、東の方の生駒山を眺めてたらいつか昇ってくるであろうお日様が私にとっての初日の出や!そうやん、それでええやん!それならそれまでしっかり寝よう!となって、そう決めたら心がとても軽くなってすぐ寝た。よく寝た。
一応6時半くらいに目覚ましセットして起きたら、あたりはうっすら明るくて、で、窓開けて生駒山みたらまだ太陽はみえなくて、なので、あ、まだや、まだ寝れる。と思って寝る。10分おきくらいに目を覚ましてその都度窓開けて山をみて、あ、まだや、まだ寝れる。をくりかえして、何回めかに窓を開けた時に、光のかたまりが山の向こうから現れて、そこらじゅうにぱあっと光がさした。
毎年母に頼っていたお節だけど今年は初めて自分で炊いた黒豆と、栗きんとんとおなますと、そしてお雑煮を家族3人でたべた。近所の石切神社はものすごく混んでるしで、なんとなく山の上の見晴らしの良いところに行きたくて、ちょっと遠くの山の上にある神社にお参りに行って、帰ってきて家の中に入ったときに家が少し揺れた。
この秋に、家族で行ったばかりだった能登半島。
金色の稲穂が実る田んぼや広い畑、その間を通るまっすぐな道とその向こうに広がる海とそこに点在する木の壁の家々はとても素朴で素敵で、どこかスカンジナビアの風景とも重なった。海沿いにあるいくつもの小さな漁村の集落は、過疎の淋しさは漂いつつものんびり平和で年季の入った古い家々がこれまたほんとうに素敵だった。
いろいろ無計画すぎて結局半島の西側しか見れず、輪島に着いたのは行きたかった漆美術館もお店も何もかも閉店したあとで町はしーんと静かだった。またいつか来れるだろう、と思ってた。
さぁ、自分には何ができるだろう。
2024年1月1日午後3時半。
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