芸術という字を調べてみたら芸は略字で、
ほんとは 藝
藝術
”藝”という字は
<人が草木を育てる>
っていうことらしい。
ほんまや、くさかんむり。
”たとえば、いにしえの誰かが松明を手にして、洞窟の岩壁に絵を描き始めたとき。
その人は、ことばにできない想いを、夢中になって形にしていきます。
美しいものを見て幸せな気持ちになった、大切なものを失ってひどく悲しかった。
楽しかったこと、苦しかったこと、信じるべきもの、愛するもの。
時にやすらぎを覚えながら、時に怒りにふるえながら、先人たちはさまざまな芸術を生み出してきました。
そこにこめられた想いに向き合ったとき、観る者の心に何かが芽生え、新たな景色が広がってゆく。
その様子から、草木を植えることを意味する漢字「芸」が使われるようになったのです。”
(漢字トリビア「芸(藝)」の成り立ち物語より)
ふむふむ。
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