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「テレパしい」

ここにブログを書くまえは別の某ブログサイトでひとりごとみたいに書いてたのだけども、ほったらかしにしているそのブログサイトが、1年前にはこんな感じで書いてましたよ、みたいな感じで過去の記事を知らせてくれる機能?があってそれで1年前に書いてた文章をたまたま読んだ。

昨年の今頃も暑かったらしい。

下記、コピペ。




「テレパしい」


今日も暑い。

世界が熱気で満ちている暑さ。

子どもと、図書館行こかー、となり、

自転車で図書館へ。

後ろに乗ってる子どもは、

ドラえもんの道具のことをあれやこれやとはなしていて、

それでふと思ったのだけど、

江戸時代の人にとったら 車や飛行機のドアは

どこでもドアだよなあ。

ドラえもんの道具で、

”テレパしい”という実(椎の実のもじり?)があって、

それを食べるとテレパシーが使えるねん、

と子どもがいうのを、

ふーんと聞き流しながら自転車をこいでいたら、

向こうから自転車で友達親子がやってきた。

私は図書館に出発する前に、

ふとその親子のことを考えてたので、

「お母さん、テレパシー使えるかも」と子どもに話すと、

「テレパしいはピンチの時に使うもんやで。」

と言われた。

まあでも、こんな感じの偶然って 

日常のなかでちょこちょこある気がする。

その人のことを考えてたら、電話がかかってくるとか、

何年も会ってない人のことをふと思いだしたら、

次の日何年ぶりかでそのひとからメールがくる、とか。

きっとほんとはだれもが、

テレパシーを使ってるのだと思う。

図書館について、とくに探している本があるわけでもなく

何とはなく雑誌の棚へ。

金色のライオンが表紙の芸術新潮の最新号を手にとって

すわって読んだ。

「日本画誕生!」という特集。

日本画って、いつの時代も新しい。

そういう不思議さがある。

大竹伸朗やバスキアの記事も載っていて、

よみふけった。

なんか、図書館行ってよかった。

芸術新潮、買おかな。

夏休みに、京都国立博物館で開催中の

「京博寄託の名宝 ─美を守り、美を伝える─」を

家族で観にったのだけれど、

それはそれは、おもしろかった。

縄文土器と弥生土器が 並んで展示されているのだけれど、

そのふたつの時代と時代の間に一体何がおこったの???

と感じるくらい、

弥生土器と縄文土器は何かがちがった。

縄文土器から醸し出ているあたたかさが はんぱなかった。

着物や、道具や、袈裟もおもしろかった。

日本画もあるし、風神雷神もいらっしゃる。

孔雀に乗った女神様も。

仏様も勢ぞろい。

もちろん龍も。

与謝蕪村の「夜色楼台図」もよかった。

9月16日まで開催中。

その日は、三十三間堂にもいった。

何度おとづれても

いきをのむ。

あのどれかの仏のなかには

悪魔もいるのだけれど、

あそこでは、仏の中におさまって

悪さをせず静かにしている、

というのをどこかで読んだことがある。』




以上一年前のブログのコピペ。

あれから1年たったんだな、とちょっとびっくり。半年前くらいの感じがする。

今では子どもはもうでっかすぎて自転車の後ろには乗れないから、やっぱり1年たったんだな。私はなんの進化もしてない気がしてちょっとおちこむ。



あの時みた風神雷神図。


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ねこさん

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